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掛け軸は、美術品の定番アイテムのひとつです。日本の代表的な美術品でもあり、床の間には欠かせません。有名作家の作品は大変高額で取引されていますが、他にも買取金額をアップさせる方法はあるのでしょうか。ここでは、リサイクル買取王の掛け軸買取について解説します。
掛け軸は箱、軸先、風鎮とセットにして査定額アップ!
掛け軸を高く売るためのポイントは、しまっておくための箱はもちろん、付属品である「軸先」や「風鎮」をセットにして査定に出すことです。軸先や風鎮には、どのような特徴があるのでしょうか。
・軸先
軸木の先端部分に取り付けるカバーのことです。軸木を保護するのはもちろん、大地や草木を表す目的でも使われるため、まさに掛け軸の一部といえます。安価なプラスチック製のものも多いのですが、唐木や象牙、水晶、七宝(金属を素地にした焼き物)、堆朱(朱い漆を塗り重ねて彫刻を施したもの)などでできたものは大変高価です。
・風鎮
軸先に取り付ける重りです。掛け軸を安定させつつ、軸先と同様に大地や草木を表現する役割も果たしています。よく使われる高級素材は青磁、大理石、翡翠、メノウ、珊瑚などです。
これらの付属品は、場合によっては掛け軸本体よりも高値がつきます。また、掛け軸に合わせてオリジナルの付属品を作ることもあるため、別々に売るのは望ましくありません。掛け軸を売る時は、付属品も探して必ずセットにしましょう。
高価だけど状態の悪い掛け軸は、売る前に表装に出そう
掛け軸は、奈良時代にはすでに日本に伝わっていました。そのため、数百年~1000年以上前の古い品物も少なくありません。掛け軸は紙でできていますから、鉱物や木でできている軸先・風鎮に比べ、どうしても傷みやすいのがネックといえます。状態が悪ければ、その分査定額も下がってしまうのです。
そこで、状態の悪い掛け軸を発見した時は、お売りいただく前に表装(修繕)に出してみましょう。破損箇所や色あせた部分を修復すれば、以前のような美しさを取り戻します。古い年代の貴重な掛け軸や人気作家の作品であれば、表装の費用を差し引いても十分元が取れるのです。たとえボロボロの掛け軸でも「付属品さえあればいい」と思って捨てたりせず、必ず査定に出してみてください。
まとめ:価値のある掛け軸は、買取王にまとめ売り!
近年では和室のない家が増え、代々受け継いできた掛け軸を飾ることができないケースも目立つようになりました。「いい品物なのにもったいない」と感じる時は、ぜひリサイクル買取王に査定をご依頼いただき、次の持ち主へ受け継いであげてください。まとめ売りも大歓迎、たくさんあって持ち出すのが大変な場合は、出張買取でも対応いたします。
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